試練を越えた木工品と、笑顔晴れ渡るワークショップ!

今月の活動

こんにちは!運営者の氏家です。

じめじめとした梅雨の季節を迎えましたが、登米市地域おこし協力隊の松浦さんの周りには、いつも爽やかな木の香りと笑顔が溢れています。今月は、職人としての成長を感じるエピソードや、大盛況だったワークショップの様子をお届けします。

失敗から生まれた「不死鳥のスマホスタンド」

松浦さんが製材から加工まで、すべての工程を初めてお一人で担当した記念すべき作品が誕生しました。しかし、その道のりは決して平坦ではなかったようです。

「寸法は正しく、仕上がりは美しく」と意気込んで制作をスタートしたものの、途中で加工方法を誤り、傷だらけの部材の山を前に目の前が真っ暗になってしまったとのこと。 しかし、そこで諦めないのが松浦さんです。

空を眺めて深呼吸し、「今ここで自分にできることをやり抜く」と決意。一つひとつの部材と向き合い、傷を修復してひたすら磨き上げる日々を重ねました。

その結果、傷を負ったからこそより深みのある表情をまとった、まさに「不死鳥」のようなスマホスタンドが見事に復活!手間がかかった分、登米市の杉のあたたかみとドラマが詰まった愛着の湧く一品となりました。

梅雨空を吹き飛ばす!「Myお守りワークショップ」

6月27日(土)・28日(日)の2日間、道の駅津山もくもくランド内のクラフトショップもくもくハウスにて、「登米の杉でつくるMyお守りワークショップ」が開催されました。

大人から子どもまでゆったりと「没入体験」を楽しめるよう、以下の2つのメニューが用意されました。

  • お絵かき!アニマルお守り:動物のかたちをした薄い木に、好きな色や表情を描き込む体験。
  • 本格!切り絵お守り:加工済の切り絵札にデコレーションを施し、光にかざして楽しむ本格的な体験。

実は雨の日限定のマル秘企画も準備しており、松浦さんは密かに雨を願っていたそうですが……数日前までの雨予報を見事に吹き飛ばし、当日は見事な快晴に! 登米市産の杉やコナラに触れながらじっくりと作った自分だけのお守りを抱え、晴れ渡る青空の下へ颯爽と歩み出していく参加者の皆さんの姿が、とても眩しく印象的だったそうです。

木のぬくもりに「触れる」愛犬肖像画の展示

ワークショップ会場では、前月から大好評の「木でつくる愛犬肖像画(木象嵌)」の展示と制作実演も行われました。

今回の展示で松浦さんが最も大切にしたのは、作品に直接「触れる」という体験です。ひとつひとつ異なる木の質感を指先で優しくなでる皆さんのあたたかい眼差しに、会場は優しい空気に包まれました。

来場者の方から「すごく愛おしそうになでてますね」と声をかけられ、少し照れながらも喜んでいた松浦さん。犬好き同士で珍しい犬種の話題で盛り上がり、「次はどんなわんこを作ろうか」と想像を膨らませていました。 毎回違った犬種を連れて、あちらこちらの街へ出店したいという新たな目標も生まれ、今日も静かに手を動かし続けています。

職人としての試練を乗り越え、また一つ表現の幅を広げた松浦さん。次回は夏空の下で、どんな作品やイベントを見せてくれるのか、これからの活動も非常に楽しみです!

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